Profile

【井上忠男 プロフィール】

1967年生まれ、福岡県八女市出身

実家がたまたま農業生産法人を営んでいました。それで、学生時代からその代表である父の代わりに、私が東京にいたという理由だけで、東京の官庁界隈にある農業関連の財団法人で書生のように出入りさせて頂くことになりました。そこでの様々な活動を通して全国の篤農家の方々と現場での交流の機会を得ました。また、中央省庁での取り組み(例えば、“ゼロ”から「産直ネットワーク(現在の道の駅の前進)」の構築など)を経験することで補助事業、交付事業の仕組みなど含め行政との事業について学ぶことができました。それと同時に、そのころの最先端であった”ユビキタス”(いまでいうところのネット通販)に取組んだり、財団の会員でもある大手流通企業などと直接交流をする機会の中から、流通の仕組みや進め方など多くのことを現場から学ばせて頂き貴重な経験となりました。(座学で学んだこともありますが、現場での経験に勝るものはありませんでした。)

またその後、食品や農林水産物の研究開発・技術特許のコンサルティング会社の役員として、台風などの災害で畑などに廃棄したりしていた未利用の果樹や野菜などから素材を開発する事業に取組みました。そして、この経験が「地域の未利用資源をお金と雇用に変える」の源流となりました。

今振り返ると、農業の生産技術含め、現在の「農商工連携」や「六次産業化」のほとんどを実際の現場で学び体験してきました。現在はその体験を生かして、合同会社井忠(inocyu.LLC、地域の商品の流通)のCEOとしてだけでなく、自治体のアドバイザー、プロデューサーとして活動させて頂いてます。

私の恩師のモットーである「グローバルに考えローカルから行動する」ことと、ミッションである「地域の未利用資源をお金と雇用に変える」ことを食や農の分野で実践し、そこにあるモノを生かし「幸せな仕事の創造」に挑戦しています。

こんな不透明な時代だからこそ、机上で得た知識だけでなく、様々な現場で得た経験や知恵が生きるものと思います。日本に限らず世界で未利用資源を活かし、人々や企業と共に豊かになりたいと思っています。